開催にあたり
松田正平の生誕100周年を記念して企画展を開催します。
松田の画風は自分の絵を模索しながら少しずつ変化し、自由でいて深みを感じさせるものになっていきます。
「親しんだものしか描かない」と松田は言います。だからこそ、周防灘にも薔薇にも、そして魚にも、単にモデルとして描いたのでは得られない情感が漂うのでしょう。
油絵や素描など、30数点で松田の画業を振り返ります。
館主
松田正平(1913 – 2004)
1932年 | 東京美術学校西洋画科に入学。藤島武二教室に学ぶ |
1937年 | 東京美術学校卒業。フランスへ留学。パリのアカデミー・コラロッシュに通う |
1939年 | 帰国 |
1984年 | 第16回日本芸術大賞受賞(新潮文芸振興会より) |
1987年 | 松田正平展開催(山口県立美術館) |
2005年 | NHK新日曜美術館「鬼は易しいが犬は難しい~松田正平の世界」放映 |