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2017-02-01

Archive:企画展「没後20年 田島隆夫の彩墨画」 2016年8月11日-2017年1月22日

開催にあたり

“ 糸のなりに織りたる絹乃あたたかさつくりし人乃心にも似て ”

田島隆夫が贈ったマフラーのお礼に白洲正子はこう詠みました。

機織りを生業とした田島氏。夜には決まって筆をとりました。

去って20年、呼吸し続ける彩墨画の世界。

初公開となる千字文を含む、30数点で展観いたします。

 

田島隆夫(1926-1996)

1926年 埼玉県に生まれる
1944年 旧制埼玉県立不動岡中学校卒業
1958年 母・さくより地機の織り方を教わる
1959年 柳悦博に師事
1960年 白洲正子に遇う
1964年 日本民藝館賞を織物で受け、同館の買い上げとなる
1977年 洲之内徹の『気まぐれ美術館』に書かれる
1980年 白洲正子の『日本のたくみ』に書かれる
1981年 白洲正子の『遊鬼』に書かれる
1982年 現代画廊で個展。その後87年まで個展多数。歌集に『小摘』『老人演歌』
1996年 没(70歳)

 

 

 

 

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