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2018-08-09

Archive:企画展「田島隆夫の彩墨画」2018年8月9日-2019年1月27日

開催にあたり

織司であり、画家であり、歌人であった田島さん。

その歌集「老人演歌」から一首。

 

「 部屋の燈を 明るく換えしうれしさに 仲秋の浅き宵よりともす 」

 

簡素な暮らしぶりのなか、些細なことを喜べる生活の質の高さを感じます。

日常を楽しみ、一方、織り、絵、歌、それぞれに高みを目指し精進した人でした。

月刊絵手紙に掲載された「田島家の日々つれづれ」の挿画13点のほか、初公開となる大作「妙義山」などおよそ30点を展示します。

 

企画展概要

開催期間 2018年8月9日-2019年1月27日
*会期中の木-日曜日 10:00-16:00
*但し12/21-1/4は終日閉館
入館料金 500円
開館日時 木-日曜日 10:00-16:00
アクセス >>こちらをご確認ください

 

田島隆夫(1926-1996)

1926年 埼玉県に生まれる
1944年 旧制埼玉県立不動岡中学校卒業
1958年 母・さくより地機の織り方を教わる
1959年 柳悦博に師事
1960年 白洲正子に遇う
1964年 日本民藝館賞を織物で受け、同館の買い上げとなる
1977年 洲之内徹の『気まぐれ美術館』に書かれる
1980年 白洲正子の『日本のたくみ』に書かれる
1981年 白洲正子の『遊鬼』に書かれる
1982年 現代画廊で個展。その後87年まで個展多数。歌集に『小摘』『老人演歌』
1996年 没(70歳)

 

 

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